くらしTEPCOポイントをJRE POINTへ等価交換開始――電気で貯めて鉄道で使う新サービスでエコも家計もお得に

サービス概要
JR東日本と東京電力エナジーパートナーは2025年9月17日、「くらしTEPCOポイント」をJR東日本の「JRE POINT」へ交換できるサービスを開始しました。これにより、電力利用やWebサービスの利用で貯めたポイントを、鉄道利用やSuicaチャージ、駅ビルでの買い物など幅広いシーンで活用できます。詳しくはプレスリリースをご参照ください。
交換比率は1ポイント=1ポイントで、最低交換単位は300ポイント。1アカウントあたり月10万ポイントまで交換でき、申込から原則3営業日以内に反映されます。ポイントの有効期限や諸条件は、交換前後でそれぞれのプログラム規約に従います。
交換手順と主な条件
交換手続きは「くらしTEPCO web」のマイページから行います。メニュー内のポイント交換を選択し、交換先としてJRE POINTを指定、交換ポイント数を入力して確定するだけです。
- 交換単位:300ポイント以上1ポイント単位
- 月間交換上限:10万ポイント/アカウント
- 反映タイミング:申込後3営業日程度
- 取消:不可(申込確定後は変更できません)
申込にはJRE POINT番号の事前登録が必須です。未登録の場合はJR東日本サイトで無料会員登録を済ませ、番号を控えてから手続きを行いましょう。くらしTEPCOポイントの付与には対象プラン契約やカーボンニュートラルプログラム参加などが条件となります。詳細は東京電力EP公式サイトで確認できます。
利用メリットと今後の展望
今回のポイント間連携は、家庭での節電・省エネ行動と公共交通の利用促進を同時に後押しし、脱炭素社会の実現に向けた“循環型インセンティブ”を提供する狙いがあります。電力使用で貯めたポイントが鉄道や買い物で使えるようになることで、利用者は家計の節約とCO2削減を一挙両得できます。
JRE POINTはSuicaチャージ、駅ナカ店舗の決済、えきねっとでの切符購入など約10万か所で利用可能です。これまで自社サービス内での利用が中心だったくらしTEPCOポイントは、交換を通じて消化先が飛躍的に拡大し、失効リスクが低減します。両社は今後もエネルギーとモビリティを横断したサービス連携を検討しており、生活者の選択肢がさらに広がることが期待されます。