あいおいニッセイ同和損保が「電欠」解消EV向け実証実験を実施

あいおいニッセイ同和損保が「電欠」解消EV向け実証実験を実施
ライター:関野 良和

あいおいニッセイ同和損保が「電欠」のトラブルの解消のためのEV向け現場充電サービス実証実験を実施

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADグランアシスタンス株式会社、株式会社トータスカーアシスタンス、Bell Energy 株式会社の4社は、EVの普及や拡大に加え、EVが電気を使い切って動けなくなる状況である「電欠」のトラブルの解消などを見据え、EV向け現場充電サービスの実証実験を5月から実施します。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADグランアシスタンス株式会社、株式会社トータスカーアシスタンス、Bell Energy 株式会社のロゴ画像

「EV 向け現場充電サービス実証実験」について

「EV向け現場充電サービス実証実験」の概要

あいおいニッセイ同和損保、MS&ADグランアシスタンス、トータス カーアシスタンスがロードサービス事業で培ったノウハウと、Bell Energy が販売するポータブル EV 急速充電器「Roadie(ローディー)」を活用することにより以下2点の検証を行います。

  1. 現場充電サービスの実効性
  2. 現場充電サービス導入による EV 利用促進効果

あいおいニッセイ同和損保が「電欠」解消EV向け実証実験を実施

「EV向け現場充電サービス」のメリット

「電欠」トラブルの際、従来では最寄りの充電スポットまでのレッカー搬送を行っているが、「EV向け現場充電サービス」では電欠現場で約20分充電するだけです。

20分間の充電による航続距離は約40kmあるため、電欠現場で復旧作業が完了すれば、電欠発生から復旧まで約1時間以上の短縮されるメリットがあります。

「EV向け現場充電サービス」で使用する急速充電器

Bell Energy が販売するポータブル EV 急速充電器「Roadie(ローディー)」は、世界初にして唯一のモジュール式ポータブル EV 急速充電器として開発されました。

「どこでも急速充電」をコンセプトに、外部入力設備が不要、完全スタンドアローン設計となっており、最大 20KW(DC)の高出力のため、わずか 10分の EV 充電でも20km 以上の追加走行を初めて可能にしています。

あいおいニッセイ同和損保が「電欠」解消EV向け実証実験を実施

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
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