あいおいニッセイ同和損保とFinatextが「法人向けデジタル募集基盤」を共同開発

あいおいニッセイ同和損保とFinatextが「法人向けデジタル募集基盤」を共同開発
ライター:関野 良和

あいおいニッセイ同和損保とFinatextがWeb 手続きで完結できる「法人向けデジタル募集基盤」を共同開発

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介)と株式会社 Finatext(代表取締役 CEO:木下 あかね)が「法人向けデジタル募集基盤」を共同開発しました。

これまで個人向け保険が中心だった、オンライン完結で手続きができる保険販売のシステムである「Web 完結型のデジタル募集基盤」をベースに法人向けに特化したオンライン完結型保険販売システムの基盤を共同開発しています。

「法人向けデジタル募集基盤」活用の第一弾商品として「ミニサイバー費用保険」を顧客基盤が多い事業者(プラットフォーマー)向けに2022年4月から提供開始しました。

「法人向けデジタル募集基盤」共同開発の内容

法人向けデジタル募集基盤とは

「法人向けデジタル募集基盤」は、PC やスマートフォンを使い、企業名、住所、売上高など基本情報を入力するだけで、簡単に保険料見積から保険申込・決済まで Web 上で完結できる募集システムです。

法人向けデジタル募集基盤のWeb募集の仕組み

あいおいニッセイ同和損保とFinatextが「法人向けデジタル募集基盤」を共同開発

法人向けデジタル募集基盤の期待される効果

  1. 従来、対面や郵送などで手続きを行っていた法人向け保険の加入が、時間や場所を問わずいつでも可能になり、顧客利便性が向上されます。
  2. 従来は企画構想から発売まで約2年近く掛かっていた商品開発期間が大幅に短縮され、最短1か月程度で発売することが可能となります。 従来の商品開発から販売までのリードタイムは75%短縮することができるので商品開発期間が1/4と大幅に短縮されます。

「ミニサイバー費用保険」について

「ミニサイバー費用保険」は、企業がデジタル化やリモートワークが普及し、日々増大するサイバーリスクに備えるため、サイバー攻撃対応用のブランドイメージ費用および利益保険となっており、法人向けデジタル募集基盤を活用した法人向け Web完結型商品の第一弾として提供されます。

「ミニサイバー費用保険」は、サイバー攻撃によって企業が負担した原因調査費用や外部コンサルティング費用など、企業のブランドイメージ回復に資する費用を最大 300 万円まで補償するミニサイバー費用保険(ブランドイメージ費用・利益保険(サイバー攻撃対応用))を多くの顧客基盤を持つプラットフォーマー向けに Web加入限定で発売します。

「ミニサイバー費用保険」ミニサイバー費用保険で補償する費用の一例

  • 事故原因・被害範囲調査費用: 事故の原因もしくは被害範囲の調査または証拠保全をするための費用
  • 被害拡大防止費用: 事故の被害拡大を防止するために負担する費用
  • 再発防止費用: 同様の事故の再発を防止するために負担する必要かつ有益な費用

株式会社 Finatextの会社概要

  • 会社名:株式会社 Finatext
  • 代表者:代表取締役 CEO 木下 あかね
  • 所在地:東京都千代田区九段北 3 丁目 2 番 11 号 住友不動産九段北ビル 4 階
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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
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