SBIハイパー預金徹底解説|年0.42%高金利と自動スイープで投資も便利に使い倒す方法
SBIハイパー預金の基本概要
SBIハイパー預金は、SBI新生銀行が2025年9月24日に提供を開始した円普通預金で、SBI証券口座と自動連携するスイープ機能を備えています。預金残高は証券口座の買付余力へ即時反映されるため、株式や投資信託を購入するたびに都度振込を行う手間がありません。また、元本保証で預金保険の対象となるため、銀行預金としての安全性も確保されています。
利用できるのはSBI新生銀行とSBI証券の両方に口座を持つ個人顧客です。申し込みはインターネット上で完結し、口座開設後はSBI新生銀行のパワーダイレクトから残高や振替を確認できます。詳細は公式プレスリリース(SBI証券発表)を参照してください。
金利と主なメリット
ハイパー預金の魅力は税込前年0.42%(2025年9月18日時点)という高水準金利です。これは同銀行の円普通預金最高水準(年0.40%)を上回り、毎月11日の基準日に計算、翌12日に利息が支払われます。さらに口座開設だけで翌々月からステップアッププログラムの最上位「ダイヤモンドステージ」が適用され、ATM無料回数などの優遇が拡大します。
- 税引後金利:年0.3346%
- 利息は毎月支払いで複利効果を得やすい
- 残高は証券買付余力にリアルタイム反映
- ダイヤモンドステージで振込手数料優遇
住宅ローン変動金利を年0.09%引き下げる優遇や、現金プレゼント2倍などのキャンペーンも実施中です(SBI新生銀行発表)。
口座開設と利用フロー
サービス利用の手順はシンプルで、すでに両社の口座を持っている場合は数分で設定が完了します。まだ口座がない場合でも最短数日で開設可能です。
- SBI新生銀行パワーフレックス口座を開設
- SBI証券口座を開設しマイページにログイン
- 「SBIハイパー預金」申込画面で同意・申請
- 翌営業日以降、残高が買付余力に自動連携
- 定額自動振替サービスで毎月の資金移動を設定
パワーダイレクト上では「円普通預金⇔SBIハイパー預金」のリアルタイム振替が可能で、外出先でもスマホアプリから操作できます。
注意点と既存サービスとの比較
SBI証券と住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」を既に利用している場合は、サービスを休止しないとハイパー預金と併用できません。また、預金保険は銀行ごとに1,000万円+利息が限度となるため、他の定期・普通預金との合算額に注意してください。
- ハイブリッド預金:金利年0.10%前後、スイープ先は住信SBIネット銀行
- ハイパー預金:金利年0.42%、スイープ先はSBI新生銀行
- 両サービスは同時利用不可
- 金利は変動制であり将来変更される可能性がある
上限金利やキャンペーン内容は告知なく変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。