SOMPOひまわり生命保険の保険についてのリリース/SOMPOひまわり生命保険と日立ががん検診レコメンドサービスの実証実験を開始

SOMPOひまわり生命保険の保険についてのリリース/SOMPOひまわり生命保険と日立ががん検診レコメンドサービスの実証実験を開始
ライター:関野 良和

SOMPOひまわり生命保険の保険についてのリリース/SOMPOひまわり生命保険と日立ががん検診レコメンドサービスの実証実験を開始

 

2022年3月30日

SOMPOひまわり生命保険株式会社
株式会社日立製作所

SOMPOひまわり生命保険と日立ががん検診レコメンドサービスの実証実験を開始

SOMPOひまわり生命保険株式会社(社長:大場 康弘、以下「SOMPOひまわり生命」)と株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:小島 啓二、以下「日立」)は、がんの早期発見や早期治療などにつながる行動変容を促すがん検診レコメンドサービスの実証実験(以下、本実証実験)を2022年4月1日から4月21日まで実施します。本実証実験では、SOMPOひまわり生命のお客さまに日立のがん検診レコメンドサービスを提供し、本実証実験参加者の生活習慣や健康診断結果などの情報をもとに、5種のがん(肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん)に関する発症リスクの度合いを判定するとともに、該当するがんの情報および関連する健康サービスや保険情報を提供します。
SOMPOひまわり生命と日立は本実証実験を通じて、がん検診レコメンドサービスの有用性やお客さまのニーズなどを検証し、2022年度中の本格提供に向けた検討を進め、健康寿命の延伸とQOL(Quality of Life)向上に貢献します。

<背景>
日本では、平均寿命が延伸する一方で国民の約半数ががんに罹患し、3人に1人はがんで亡くなっています。厚生労働省は、がん検診の受診率50%以上を目標に掲げており、各自治体との連携などにより科学的根拠に基づくがん検査の受診が推進されていますが、目標には届いていない状況です*1。
こうした背景のもと、日立は手軽にがんリスクを測ることができるがん検診レコメンドサービスを開発し、お客さまの万が一と毎日の健康を応援する「健康応援企業」の確立をビジョンに掲げるSOMPOひまわり生命とともに本実証実験を実施します。
*1 出典:厚生労働省健康局がん・疾病対策課「がん検診受診率向上に向けたこれまでの取組」 第28回 がん検診のあり方に関する検討会(2019年5月31日)

<本実証実験の概要>
2022年4月1日から4月21日までの3週間、SOMPOひまわり生命のお客さま約300人を対象に、日立のがん検診レコメンドサービスを利用いただきます。がんの治療においては早期発見が重要だといわれていますが、新型コロナウイルス感染症によるがん検診の受診控えから、がんの診断・登録数が前年に比べて大きく減少しています。がんの発見が遅れることで、予後の悪化につながる可能性が懸念されています。
SOMPOひまわり生命は、お客さまにがん検診レコメンドサービスの機能のひとつであるがんリスクシミュレーションを体験いただき、がんの発症リスクを自分ごととして捉えていただくことで、がん予防や早期発見へつながる行動変容を促進する効果について検証します。がんの発症リスクを可視化し、お客さまのがん予防や早期発見に向けた積極的な行動をサポートする体制を提供し、社会課題の解決に貢献します。

<がん検診レコメンドサービスの概要>
がん検診レコメンドサービスは、がんの発症リスクの度合いを判定し、関連するがん情報などを提供するもので、日立のLumada*2ソリューションの一つです。日立は、国内有数のがん専門病院である公益財団法人がん研究会 有明病院が蓄積してきたがんの検診・診療に関する知見や匿名化されたデータと、日立のAI技術とを組み合わせて*3、がん発症リスクに関する研究を行ってきました。今回、本研究のノウハウを活用して本サービスを開発しました。
お客さまが、年齢、体重などの基本情報や喫煙歴といった生活習慣、健康診断結果などの情報を入力すると、5種のがん(肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん)に関する発症リスクの傾向が、AからCの3段階*4で表示されます。あわせて、発症リスクのあるがんの情報やがん発症リスク低減のための生活習慣や予防に関する情報、がん検診などの健康サービスや保険情報などを提供します。
これにより、お客さまにがんを自分ごととして興味を持っていただくことで、日々の予防や検査などの行動変容を促し、がんの早期発見・早期治療・良好な予後といったQOLの向上を支援します。
*2 Lumada:お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。
*3 日立のデータサイエンティストのトップ人財を結集したLumada Data Science Lab.のAI活用ノウハウを適用しています。
*4 発症リスクの度合いを、A「低い」、B「中程度」、C「高い」で示します。

<がん検診レコメンドサービスの画面イメージ>

■SOMPOひまわり生命について

SOMPOひまわり生命は、お客さまの万が一と毎日の健康を応援する「健康応援企業」の確立をビジョンに掲げています。保険本来の機能(Insurance)に健康を応援する機能(Healthcare)を組み合わせた「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を新たな価値として提供することで、お客さまの豊かな人生や夢の実現をサポートできる存在を目指しています。

■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。「環境(地球環境の保全)」 「レジリエンス(企業の事業継続性や社会インフラの強靭さ)」 「安心・安全(一人ひとりの健康で快適な生活)」に注力しています。IT・エネルギー・インダストリー・モビリティ・ライフ・オートモティブシステムの6分野で、OT、ITおよびプロダクトを活用するLumadaソリューションを提供し、お客さまや社会の課題を解決します。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

■お問い合わせ先
SOMPOひまわり生命保険株式会社
広報部
〒163-8626東京都新宿区西新宿6-13-1 新宿セントラルパークビル
電話:03-6742-2030 (直通)

株式会社日立製作所
【サービス内容に関するお問い合わせ先】
ライフ事業統括本部 デジタルフロント事業部 デジタルヘルスケア本部
[担当:藤井]
〒105-6490 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー12階
電話:03-3504-7900 (代表)

【報道機関お問い合わせ先】
ライフ事業統括本部 企画本部 事業企画部 [担当:原田]
〒110-0015 東京都台東区東上野二丁目16番1号 上野イーストタワー
E-mail:hc.life-pr.bb@hitachi.com

以上    

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
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