令和6年度 国民年金保険料の前納制度の割引額を公表
ライター:関野 良和
国民年金保険料前納割引の詳細
日本年金機構は令和6年度の国民年金保険料の前納制度について、保険料を一定期間まとめて納めることで適用される割引額を発表しました。この制度により、保険料の前納で経済的な利点を享受できます。
クレジットカードによる前納の保険料額は現金納付と同じです。前納制度の利用には年金事務所への申出が必要で、口座振替及びクレジットカードによる6カ月、1年、2年前納の申込み期限は令和6年2月末日です。口座振替には通常の割引に加えて、早割による割引も適用されます。
令和6年度国民年金保険料の前納額についてのお知らせ
国民年金保険料の前納制度により、一定期間の保険料をまとめて納めることで割引が適用されることを、日本年金機構は公表しました。令和7年度の保険料額が確定したことに伴い、令和6年度の国民年金保険料の前納額が2024年1月19日に公表されました。
国民年金保険料の前納額の詳細
6ヶ月前納の場合
- 口座振替: 100,720円(1,160円の割引)
- 現金納付: 101,050円(830円の割引)
1年前納の場合
- 口座振替: 199,490円(4,270円の割引)
- 現金納付: 200,140円(3,620円の割引)
2年前納の場合
- 口座振替: 397,290円(16,590円の割引)
- 現金納付: 398,590円(15,290円の割引)
国民年金保険料の前納申込みについて
前納制度を利用するには、年金事務所に申出が必要です。
口座振替及びクレジットカードによる6カ月、1年、2年前納の申込み期限は令和6年2月末日です。
令和6年3月からは、国民年金保険料の口座振替・クレジットカードによる前納が年度途中からまとめて振替(立替)できるようになります。
国民年金保険料の口座振替の早割について
口座振替には通常の割引に加えて、「早割」による割引が適用されます。令和6年度の早割割引額は16,920円(通常の保険料から60円の割引)です。
詳細については、日本年金機構のホームページを参照するか、最寄りの年金事務所にお問い合わせください。前納制度を利用することで、保険料の一部を節約し、経済的な利点を享受することが可能です。
日本年金機構ホームページ▶こちら
執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。
金融系コンテンツの執筆も得意としている。
港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。