東京都港区に2025年・2026年に新しくできる高層ビル一覧

東京都港区に2025年・2026年に新しくできる高層ビル一覧
ライター:関野 良和

港区に2025年・2026年に新しくできる高層ビル一覧

港区では2025年から2026年にかけて、超高層ビルや大規模複合開発が続々と竣工・開業します。ここでは、主な新築高層ビルを用途や規模、特徴とともに詳しく解説します。

2025年竣工・開業予定の主な高層ビル

虎ノ門アルセアタワー(Toranomon Alcea Tower)

  • 所在地:港区虎ノ門2丁目2-3
  • 規模:地上38階・地下2階、高さ179.925m(最高184.925m)、延床面積約180,600㎡
  • 用途:オフィス、店舗、駐車場
  • 竣工:2025年2月
  • 特徴:虎ノ門ヒルズ駅と接続する大規模再開発。1階にマルシェや店舗、16~37階が賃貸オフィスフロア。22階にはスカイロビー・スカイラウンジを設置。

https://ioi-life.co.jp/high-rise-buildings-office-buildings/toranomon-arcea-tower/

虎ノ門アルセアタワー

BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)TOWER S

  • 所在地:港区芝浦1丁目1番1号
  • 規模:地上43階・地下3階、高さ228.88m、延床面積約550,209㎡
  • 用途:オフィス、商業施設、ホテル(フェアモント東京219室)、駐車場
  • 竣工:2025年2月28日
  • 開業:ホテル2025年7月、オフィス2025年8月、商業施設2025年9月
  • 特徴:浜松町駅徒歩圏、芝浦エリア最大級の複合開発。1~3階にショップ&ダイニング、7~33階がオフィス、35~43階がホテルフロア。

https://ioi-life.co.jp/high-rise-buildings-office-buildings/blue-front-shibaura-tower-s/

BLUE FRONT SHIBAURA

THE LINKPILLAR 1 North/South(高輪ゲートウェイシティ複合棟Ⅰ)

  • 所在地:港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目及び三田三丁目
  • North棟:地上29階・地下3階、高さ161.43m
  • South棟:地上30階・地下3階、高さ158.68m
  • 用途:オフィス、商業、住宅
  • 竣工:2025年3月
  • 特徴:高輪ゲートウェイ駅直結の大規模複合再開発。都市機能を集約し、国際ビジネス拠点化を目指す。

https://ioi-life.co.jp/high-rise-buildings-office-buildings/the-link-pillar-one-north-south/

THE LINKPILLAR 1 North/South

(仮称)御成門計画新築工事

  • 所在地:港区新橋6丁目1-11
  • 規模:地上19階・地下2階、高さ88.56m(最高96.00m)、延床面積約24,447㎡
  • 用途:オフィス、保育所、店舗、駐車場
  • 竣工:2025年7月予定
  • 特徴:Daiwa御成門ビル跡地の再開発。御成門駅徒歩2分の利便性。

(仮称)御成門計画新築工事

住友不動産六本木セントラルタワー

  • 所在地:港区六本木
  • 規模:地上21階、高さ140.96m
  • 用途:オフィス
  • 竣工:2025年1月
  • 特徴:六本木エリアの新たなランドマークオフィス。

住友不動産六本木セントラルタワー

ロイヤルパークス品川

  • 所在地:港区港南
  • 規模:地上28階、高さ109.20m
  • 用途:住宅
  • 竣工:2025年1月
  • 特徴:品川駅至近の高層住宅タワー。

ロイヤルパークス品川

麻布台ヒルズレジデンスB

  • 所在地:港区麻布台
  • 規模:地上64階、高さ262.82m
  • 用途:住宅
  • 竣工:2025年8月
  • 特徴:麻布台ヒルズに続く超高層タワーレジデンス。

麻布台ヒルズレジデンスB

2026年竣工予定の注目プロジェクト

(仮称)麻布台プロジェクト(追加棟)

  • 所在地:港区麻布台2丁目
  • 用途:住宅・商業・オフィスの複合施設
  • 延床面積:約100,000㎡以上(追加棟合算)
  • 特徴:森ビルによる麻布台ヒルズの拡張プロジェクト。世界水準の高級住宅とビジネス拠点が集約。

(仮称)虎ノ門四丁目再開発計画

  • 所在地:港区虎ノ門4丁目
  • 用途:オフィス・商業・住宅
  • 延床面積:約70,000㎡
  • 特徴:三井不動産ほかによる虎ノ門ヒルズとの連携を前提とした街区整備。ビジネス・居住・ライフスタイルの高度化を目指す。

パークタワー芝浦(仮称)芝浦三丁目計画

  • 所在地:港区芝浦3丁目
  • 用途:共同住宅(タワーマンション)
  • 延床面積:約28,000㎡
  • 特徴:湾岸部最大級のタワーマンション計画。「パークタワー芝浦」として供給予定。

(仮称)港区芝5丁目PJ

  • 所在地:港区芝5丁目14番
  • 用途:共同住宅(マンション)
  • 延床面積:約8,000㎡
  • 特徴:田町・三田駅徒歩圏、実需層に人気の芝エリアでDINKs~ファミリー層向け。

港区の再開発動向と今後の展望

2025~2026年は、港区の都市機能・国際競争力を大きく高めるプロジェクトが集中します。特に虎ノ門・芝浦・高輪ゲートウェイ・麻布台といったエリアで、オフィス・住宅・商業・ホテルが一体となった大規模複合開発が進行。森ビル、三井不動産、住友不動産、野村不動産など大手デベロッパーが主導し、グローバル都市・東京の象徴として港区の存在感がさらに高まる見通しです。
野村不動産

まとめ

2025年から2026年にかけて港区では、

  • 「虎ノ門アルセアタワー」「BLUE FRONT SHIBAURA」「高輪ゲートウェイシティ複合棟」などの超高層オフィス・複合棟
  • 「麻布台プロジェクト(追加棟)」「芝浦三丁目計画」などの大規模住宅タワー が次々と竣工・開業します。これらのプロジェクトは、都心の中の都心・港区の都市格をさらに高め、国際ビジネス・居住・商業の各分野で新たな価値を創出していくでしょう。
執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としており、グローバルマクロの視点から幅広いアセットクラスをカバーしているが、特に日本株投資に注力をしており、独自の切り口でレポートを行う。 趣味のグルメ旅行と情報収集を兼ねた企業訪問により全国を移動しながらグルメ情報にも精通している。
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